2006年10月31日
焼酎のロックがいつも溶け切ってしまうあなたの話に夢中で
2006・10未公開短歌
拝啓 今年も冬がやってきました。私は元気に暮らしています。
「あなたなら僕が近くにいなくても何でもできるし、どこでも行けるよね?」
無機質に分けられてったカテゴリーよりも名無しの関係がいい
まだ何も始まってすらない私。中途半端で逃げたくないよ!
もう1回あなたの腕に噛付いて傷跡深く残してやりたい
おもむろに四次元ポケット探ってみれば思い出せない飲み屋のレシート
「たまたまね、通りがかった店先で見つけたんだよ。似合うと思って」
「今すぐに逢いに来てよ」とありふれた言葉に力を与える魔性
すごろくの升目のような毎日は「一回休み」がもっと必要
必要なときに必要な分だけを量り売りする要領の恋
タクシーのメーター上がり指し示す あなたに近づく事への高揚
山の手をぐるっと一周する間君の夢だけ見てたよ、マジで。