2007年01月10日
あの人に幻滅される事ばっかやってた自分に腹が立つのよ
無理して飲んだ赤ワインのせいで、彼のキスが拒めなかった。
拒めなかった自分を正当化していた。
もう大人なんだからと思っていた。
部屋の扉を重たい足取りで開け、
連絡先さえ知らないまま駅へと向かった。
何事もなかったふりがこんなにも上手くなったのが少し悔しい。
誰にも何も怪しまれさえしないなんて。
久しぶりに会った彼は相変らずで、
何の気なしに私に呼びかける。
何の気なしに隣に座る。
何の気なしに私に触れる。
何の気なしに悩みがあるんだったらいつでも相談してよ。と言う。
何の気なしに連絡先のメモを置いていく。
相談なんてしてやらない。
電話なんてしてやるもんか。
私ばっか汚されてくのはこりごりです。