恋するタタタン ストローの先から滴るカフェオレが孤独に咲いたバラの葉描く

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ストローの先から滴るカフェオレが孤独に咲いたバラの葉描く 

ちょこちょこ読書。
意識的に選んでるわけじゃないけど、今回も女性作家の短編。
最近、掌握小説とかショートショートとか多いかも。


やわらかな棘  (2014/2/6) 朝比奈 あすか

自分を裏切り別の女性との結婚を決めた彼への復讐を誓う晴美、盛大な結婚式を挙げ高級マンションに住むもなぜか満たされない奈那子、子供を育てる自信がもてない母親、亜季。強がったり、見栄をはったり、嘘をついたり。幸せそうに見えるあの人も、誰にも言えない秘密を抱えてる。女同士は面倒くさい。生きるって面倒くさい。だから、みんな一生懸命。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>



先日、複数の女性の恋や生き方を描く短編集と共通点がいっぱいの、
唯川恵の小説を読んだばかり(レビュー→これは恋だと思える恋がだんだんと難しくなる 彼は好きだけど)ですが
共通点が多いからこそ、その技量の違いをはっきりと感じることができる。
断然、この朝比奈あすかの方が上手い。

思いついたことをそのまま書いているような文章の唯川恵に比べて
もっと構成や、流れにひねりを加えた文章にまとまっているので
同じような立場の女性(恋に溺れてしまってたり、恋人に不満があったり)を描いていても
こちらの作品の方が、お!という気付きの瞬間がある。
上手い写真を撮るのに、
フォーカスが合っているかどうか
考え抜かれた構図かどうか
光彩は十分かどうか
そういったことを考えて撮るものだと思うけど
小説もそういった思考の末に書かれているかで作品の深みが変わるんだと
改めて気付かされた一冊になりました。

ということで、出てくる女性たちのキャラクター自体は
決して新しいところはないけど、地に足ついた小説です。
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