2006年05月04日
いつかと同じ落ち葉の匂いがあの子らをを連れ去ってゆく 過去のポケット
久しぶりに本を買いました。
まだ、本棚は届いておりませんが。
ダンボール家具にしばらくは収まっておくれ。
今回買ったのは『ひな菊の人生』
吉本ばななさんの本を買うのは久しぶりです。
読まず嫌いなんだけど、
ばななさんの作品は初期の作品が好きすぎて
新しい作品に挑戦できないままなのです。
『哀しい予感』や『キッチン』が大好きで、
『哀しい予感』を読めば、レンゲでプリンを作って食べたくなるし
『キッチン』を読めば、真夜中にカツ丼が食べたくなる。
食と人とのつながりを描くのが巧いんですよね。
あれ、こんなこと前にも書いた気がするけどまぁいいか。
今回は焼きそばが食べたくなりました。
しかも、ちゃんとソース焼きそばが。
リンク先の画像を見てもらえればわかるんですけど
奈良美智さんがカバーの絵を書いてらっしゃいます。
実は本文中にも、奈良さんの絵がたくさんあって
小説等言うよりは絵本みたいな感じです。
ばななさんの小説はいつも誰かが死んでいて
いつももういない誰かを想ってる。
人は生きている限り死と無縁ではいられないので、
人の人生を描く「小説」でもそれは当たり前のことかなとも思う。
でもやっぱちょっと寂しすぎますよね。