恋するタタタン

ぬくぬくの恋の一つもしてみればもっとかわいい私になろうに。。。

 

今日久しぶりに読みたくなって、漫画喫茶に篭ってみました。

少女マンガ史に燦然と輝く
BASARA


少女マンガなんだけど
『BASARA』ほど「生きること」とは何かと問いかける作品も少ないと思う。

不治の病とかをテーマにしたものなら
もっと泣いて終われるだろう。
もっと簡単に言葉で説明できるだろう。

だけど、この『BASARA』はそんな単純じゃない。
戦乱の世。革命が要される世。
相手を殺さなければいけない。
それは家族を殺した仇だから。
新しい世界を作らなければいけないから。


この前ちょっと書いた「アナトゥール星伝」シリーズも似ているところはある。
でも主人公ユナは現代の日本の女の子で
やっぱり偽善的な部分は否めない。
争いは駄目とか簡単には言えないのはわかってるけど・・・
と言いつつも、アナトゥールの世界にいない間は
家があって暖かい布団もご飯もあって、家族がいて、友人がいて、発達した文化がある。
アナトゥールには最大の理解者でパートナーの王子がいる。


でも、『BASARA』は違う。
16歳になったばかりの主人公の女の子・更紗は、
自分で辛い運命の子の役を選んだのだ。
そして愛した人は憎きはずの仇だった。
少女の背中にそれはどんなに重たかっただろうか。

苦しいよ。
生きるのって苦しいよ。
世界はそれでも生きてくために作るんだよ。
人は他人の存在によって強くなるんだよ。
そこが更紗とユナの大きな違い。

ちなみに数ある作中の名言で一番好きなのは
更紗ちゃんの
「人は傷ついたら痛いんだよ
バカにされたら悔しいんだよ
そんなことあたりまえじゃないか!
あなただってケガをすれば痛いでしょう
血をながすでしょう!
死んだら 死んだら・・
本人も残った人も苦しくて
苦しくて 気持ちがどこへも行けない
夢は途切れて
呪っても恨んでも道が見えない 」

という台詞。

泣けずにはいれません。何度読んでも。















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