恋するタタタン

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今日を限りと雨が激しく降る夜にあなたの夢までタクシー飛ばす 

今年の年末ジャンボは
西銀座チャンスセンターで1時間半並んで買ったので
1等当たるシミュレーションして寝ます。おやすみなさい。

ストローの先から滴るカフェオレが孤独に咲いたバラの葉描く 

ちょこちょこ読書。
意識的に選んでるわけじゃないけど、今回も女性作家の短編。
最近、掌握小説とかショートショートとか多いかも。


やわらかな棘  (2014/2/6) 朝比奈 あすか

自分を裏切り別の女性との結婚を決めた彼への復讐を誓う晴美、盛大な結婚式を挙げ高級マンションに住むもなぜか満たされない奈那子、子供を育てる自信がもてない母親、亜季。強がったり、見栄をはったり、嘘をついたり。幸せそうに見えるあの人も、誰にも言えない秘密を抱えてる。女同士は面倒くさい。生きるって面倒くさい。だから、みんな一生懸命。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>



先日、複数の女性の恋や生き方を描く短編集と共通点がいっぱいの、
唯川恵の小説を読んだばかり(レビュー→これは恋だと思える恋がだんだんと難しくなる 彼は好きだけど)ですが
共通点が多いからこそ、その技量の違いをはっきりと感じることができる。
断然、この朝比奈あすかの方が上手い。

思いついたことをそのまま書いているような文章の唯川恵に比べて
もっと構成や、流れにひねりを加えた文章にまとまっているので
同じような立場の女性(恋に溺れてしまってたり、恋人に不満があったり)を描いていても
こちらの作品の方が、お!という気付きの瞬間がある。
上手い写真を撮るのに、
フォーカスが合っているかどうか
考え抜かれた構図かどうか
光彩は十分かどうか
そういったことを考えて撮るものだと思うけど
小説もそういった思考の末に書かれているかで作品の深みが変わるんだと
改めて気付かされた一冊になりました。

ということで、出てくる女性たちのキャラクター自体は
決して新しいところはないけど、地に足ついた小説です。

もう聞くことの出来ない声にさよならを 箸揺れながら喉仏拾う 

ちょこちょこ読書。
今日は警察小説の新刊。

女神の骨格 警視庁殺人分析班
  ( 2016/11/15) 麻見 和史


空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。部屋には無数の蒐集品とともに、白骨化した遺体が布団に寝かされていた。しかも人骨の頭部は男性、胴体は女性のものと判明する。別の部屋からは血痕が。複雑怪奇な難事件に推理捜査チームはどう挑むのか。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>



警視庁殺人分析班シリーズ第6弾です。
警視庁捜査一課(いわゆる殺人・強盗などの凶悪犯担当)に所属し
見た目は華奢でちっこい女子大生は風貌の如月塔子が
同じ班の諸先輩方の指導の下、一人前の刑事になるべく日々の事件解決に奮闘する物語。

ちなみに木村文乃ちゃん主演で、シリーズのうち2作がドラマ化されてます。
連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班 - Wowow


数ある警察小説の中でも、このシリーズの特徴と言ったら何と言っても
警察小説でありながら、正しくミステリー小説であるということ。
警察小説って不思議なんですよね、ジャンルはミステリーに分類されることが多いけど
いわゆる本格推理小説などと違って
作者と読者の知恵比べになるわけではなく、
犯人あて、トリックあてと言った要素は必須ではなく、
探偵役はいなくてもよく、主に事件発生後の捜査手順や捜査官の人間ドラマが
重要視される傾向にあります。

これについて文庫版にて山前譲(推理小説研究家)が
ズバリの解説していておもしろいので、読んでもネタバレしてないし
本作のシリーズを読んだことがない人にはまず解説を読むよう薦めたい。

そんな異色なこの作品。
ずば抜けた探偵役はいません。
事件現場で押収された証拠品の分析捜査、
現場近くの目撃者への聞き込み
事件関係者の相関の捜査、過去の事件の調査、
チームがそれぞれ役割分担して事件解決に進んでいくその過程を警察小説として楽しみ、
事件の動機や発生の経緯などの答え合わせについてはミステリー小説として楽しんでください。

ちなみにシリーズ1作目『石の繭」から、作中の中で約1年の月日が流れ
主人公塔子の成長ぶりは捜査の中で、手法の変化などで読み取れます。
先輩・鷹野との関係も中々に興味深くなってきたので次作が楽しみ。

洗い忘れた耳の後ろをそっと拭くファイバータオルは仔猫の毛並み 

年末大掃除用の掃除用具を買い込んだ。
100均で買ったファイバーぞうきん(白)をお湯で洗っているときの手触りが
めっちゃ心癒されることに気付いて掃除進まない。
そして手が荒れる。

ペニンシュラホテルのアフターヌーンティへ男友達は行ってくれない 

今日銀座でお茶してた時
隣の40代~50代女性二人組の会話が
仕事の話(社内いじめからキャリアアップについて)
旦那の浮気の話、旦那の稼ぎの話
親戚の痴呆と介護、親戚間闘争の話
と、現実的な話ばっかなのに物語めいていてとても面白かった。

私が小説家だったら2・3冊書けそうな内容w
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