誰しもが孤独の歌を聞きながら明けない夜の闇に溶けてく 

今日も元気にドラマ鑑賞!
以前、「テレビ朝日開局45周年記念ドラマスペシャル」として放送された
『砦なき者』という妻夫木君出演ドラマを紹介しましたが(レビューは→こちら←)
今回もテレビ朝日にて「黒澤明ドラマスペシャル」として2007年放送『天国と地獄』ご紹介。

天国と地獄天国と地獄
(2008/01/18)
佐藤浩市 阿部 寛

黒澤明監督の名作を佐藤浩市、妻夫木聡ら豪華キャストでリメイク。大手シューズメーカーの常務・権藤の息子が何者かに誘拐される。身代金の要求は3億円。ところが、誘拐されたのは権藤の運転手の息子だった…。監督は『愛の流刑地』の鶴橋康夫。
<Amazon 内容(「キネマ旬報社」データベースより)>

正直に言いますが、私黒澤監督の映画を今まで1本も全編観たことがありません。
よって、超名画の黒澤監督作品『天国と地獄』も観た事がありません。
前に『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1の方ね)のラスト近くでその『天国と地獄』への
オマージュのシーンがあったかと思いますが、最初意味わからなかったんですよねー

ま、そんなことはさておき。
今回のドラマ作品。以前ご紹介した『砦なき者』と同じ鶴橋康夫監督の作品です。
やっぱりこの監督の下では、妻夫木君は悪役です。
でも・・・悪役としては前回の『砦なき者』の方が良かったかなぁ。
いろんなところでこのドラマのレビューを読んでみましたが
やはり名画のリメイクとして酷評が多く、妻夫木君の演技が浅いとの指摘も多かった。
若かりし頃の山崎努さんに遠く及ばないというような。

これに関しては少しだけフォローしたくなります。
まず第一に作品と時代が全く合っていないということ。
脚本は設定を現代にしたくらいで黒澤版からほとんど変更されずに使われていると言うことなので
当時との時代背景の齟齬が生まれてしまっています。
正直、カッコ良くて(女の子がメロメロ)医者の卵で(つまり将来が保障されてて)、
地獄を見ているというのは無理がありすぎるのですよ。
今の平成日本じゃ研修医は完全に勝ち組じゃないですか。

演技が浅いと言われても仕方ない部分も確かにあったかもとは思いますが
役に漂う悲壮感自体が、黒澤版の時代より薄くなってしまっているのですから
犯行動機も理解しがたくなってますし
ちょっと大目に見てあげて欲しい!ファンとしては!

まぁ、黒澤版を観ていない者が言っても説得力ないですがね。
個人的にオススメなシーンは
鈴木京香さんの清楚で美しいワンピース姿(熟女ものが好きな男の気持ちがちょっとわかる)と、
相変わらずエロい妻夫木君のキスシーンです。

この街は認められない者でさえ一人ぼっちにさせてくれない 

新刊情報です。
いつものことですが、1.5ヶ月前の話です。
これ書いているの11月15日です・・・・


雨無村役場産業課兼観光係 2雨無村役場産業課兼観光係 2
(2009/10/09)
岩本 ナオ

ずっと新刊が出るのを待っていました!!
前巻の記事はこちら。
 暖かく愛されてるけど息苦しいこたつの中と田舎は似ている
雨無村役場産業課兼観光係 1 雨無村役場産業課兼観光係 1
(2008/08/08)
岩本 ナオ

『月刊flowers』の年3回しか発売されない増刊誌『凛花』にて連載中。
第1巻発売が2008年6月、2巻は1年後以降になるだろうと前の記事で書いたとおり
1年4ヶ月ぶりの「雨無村役場産業課兼観光係シリーズ」発売なわけです。
あぁ、待ったかいがあったよ。
連載打ち切りとかじゃなくてよかった。

雨無村という片田舎(それでも我が地元よりマシだと予想される)で起こる
田舎を出ずそこにちゃんと根付いて生きてる女の子と
田舎を出たものの就職のために帰ってきて腰を据えようと奮闘中の男の子と
田舎を出れずに不安定な立ち居地にいる男の子の話。

恋愛マンガと見せかけて人間ドラマな少女マンガ。
このなんともいえないぬぼっとした絵柄が好きなんですよ。


ちなみに同作家の『町でうわさの天狗の子』もおもしろいのでオススメです、ほんと。
今4巻まで発売中です。

無防備な背中に愛を確かめれど言葉以外で返せぬ男(ひと)なり 

今日も元気に映画鑑賞!

映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の公開初日舞台挨拶に行ってきました!
前回『ノーボーイズ、ノークライ』(レビューは→こちら←)は趣味友と行きましたが
この手の映画は好き嫌いあると思うので、今回は太宰文学好きな別の友人と行きました。

ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜


今年は太宰治生誕100周年。
この『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の他にも、
佐藤江梨子さん主演『斜陽』、染谷将太さん(誰?)主演『「パンドラの匣』
生田斗真君主演で『人間失格』(公開は来年らしい)、と合計4本が映画化されます。
本作は国内公開前の先日モトリオール国際映画祭にて根岸吉太郎監督が
監督賞を受賞したこともあって4作の中では一番注目度が高いのではないかと思います。

さて、こっからはいつもの通り
レビューを先にお世話になっている「つまぶろ。」で書かせてもらいましたので(→こちら←)
焼き直しアップしていきます。



本日、12:45〜の第2回上映観に行って来ました。
上映前に舞台挨拶があり、監督を始めキャストの皆さんからお一人ずつ順に、
挨拶→軽部さんから質問→回答というように進み、
司会進行役のフジテレビ軽部アナのフォローもありながら楽しく進みました。

しょっぱなから妻夫木くんのタイトめの黒スーツ&ワイルド髭に悩殺されましたが、
本人は「来年30になるので最後の悪あがきとしてこういった純粋な少年役をやってみました」
とお話されてました。
軽部さんには「まだまだ学生服も着れますよ」と言われ笑いを誘ってました。
そしてちゃっかり明日の『天地人』第41回の告知してました。タイトル間違えてたけど(^∀^)

妻夫木君には関係ないのですが、ちらほら空席があり、
また1回目もご覧になってた方がいらっしゃったのか舞台挨拶後に
映画を観ずに出て行かれた方が多く、なんだか残念な気持ちになりました。


本編についてですが、私は女なので、
やはり太宰を投影する大谷より妻の佐知に感情移入して観ていたら、
途中悔しくて涙が出そうになりました。

あなたは幸せになる気はないの?
私と生きるという選択肢はないの?
と問い詰めたい気持ちでいっぱいでした。
勝手に一人で沼の底に沈んだような顔してんのが腹立つ。
水上に引きずり出して、人工呼吸して、無理矢理酸素送り込んだろか!
って言って私ならグラスの一つや二つ投げつけてる気がします。

この夫婦のありようは理解するとか評価するとか出来ないものだと思うので、
ただこういう夫婦像もありえると認めれば良いかなと思います。
正直、これを観た男の人にもし「妻として、女性は佐知のようであるべきだ!」と言われたら、
それはどうかと思うと反論したくなるので。

妻夫木君のシーンについては、まさか太宰映画で笑えると思ってませんでしたが、
パンフレットに「大谷を演じた浅野忠信さんは、岡田を引っかき回し、困らせようと奮闘した」とあるように、
突拍子もない大谷に対し愚直な岡田という二人の関係性を如実に表す演技に思わず笑いが出ました。
役として、大谷は大概ひどい男ですが、岡田もそうイイ男ではありませんでしたね。

全体として、ともすれば退屈な映画で終わってしまいがちなテーマですが、
合間合間で物語を引き締めるシーンやカットがあり、最後まで物語に入り込めました。
また、作品全体がやはりひとつの文学作品のようで、
小説の行間を読むという言葉があるように、
この映画も台詞の向こう側というかシーンの合間を読む力が必要ですが、
それこそがこの映画の魅力かなぁと思います。


ただ、タイトルにある桜桃。
重要な小道具のはずですがちょっと登場わかりにくい気がします。
1カットくらいアップがあっても良かったのでは?
観終わった後、パンフレット見てようやくどこで出てきたかわかったくらいでした。



これ、男の人の視点で観た感想がぜひ聞きたいです。
もし当ブログをご覧の男性の方で観覧済みの方がいらっしゃったら
コメント欄なり拍手コメントなりで感想聞かせてください!

笑わせているのではなく笑われている事にに気づかぬピエロの背中 

今日も元気に映画鑑賞!

今回はちょっと変わった映画『SURVIVE STYLE 5+』
SURVIVE STYLE 5+ スタンダード・エディション [DVD]SURVIVE STYLE 5+
(2006/05/25)
浅野忠信 橋本麗香

CM界のトップクリエイター・巣X田琢と関口現が手掛けた斬新なスタイリッシュコメディ。浅野忠信、阿部寛、小泉今日子ほか、錚々たる俳優陣が個性的なキャラクターに扮した5つの物語が展開。それは後に交錯し、事態は急展開を見せる。
<Amazon 内容(「キネマ旬報社」データベースより)>

人気CMプランナー・及びCMディレクターが手がけた初長編映画作品。
という謳い文句で超豪華キャストで製作された本作品。
タイトルにる「5+」というのは、
5つのエピソード(+α)相互にリンクしながら進む作品の構成を表していて
1.何度もよみがえる妻と、その妻を殺し続ける男
 浅野忠信さんが夫役
2.自信過剰なCMプランナーと、人気催眠術師
 小泉今日子さん演じるCMプランナー(内容は超シュール)と
 別れかけの恋人役が阿部寛さん
3.鳥になってしまった父親と、その家族
 岸部一徳さん、麻生祐未さん、貫地谷しほりちゃん、神木隆之介くんの4人家族の物語
4.空き巣をして暮らす3人組
 津田寛治さん率いる空き巣3人組。うち二人は怪しい関係のご様子。
5.ロンドンから来た殺し屋と、その通訳
 ちょっとイカれた殺し屋の通訳役を荒川良々さん(テキトーに通訳していると思われる)
+α.恐妻家の製薬会社社長と取り巻きの面々
 電球が切れたくらいの電話で大事な会議を中断させる社長役が千葉真一さん
という、よくわからない設定の話が交互に進む群像劇なわけです。

Amazonやそのたネット上のレビューを見てもかなり好き嫌い分かれてます。
私は、嫌いです。
これ、私はまだDVDレンタルで見たのでたかだか数百円の損失ですが、
劇場公開(配給東宝でなんたる失敗)で、映画館で観てたらお金返して欲しいと思うレベル。

大掛かりなセットなどの美術や、衣装は大変力が入っていて見事だと思います。
カメラワークとかも斬新さを意識して撮られたのだろうとは思います。
だけど、脚本が全然おもしろくない。
正直、超お金掛けて撮られた監督(脚本家・演出家含む)のオナニー映画。
CMと映画とはこうまでも違いを出すのが難しいのかぁとそこに感心しました。

でも考えたら当たり前ですよね。
CMはTV番組の間に挟むことでただで見れるという大前提。
とにかくインパクトが大事なわけですよね。
でも映画は観客からお金取るものじゃないですか。
観客に観てみようってまず選んでもらわなければならないという大きな違い。
その辺りの感覚のズレじゃないでしょうか。

切なさを鞄いっぱい詰め込んで身動きできない僕のさよなら 

久しぶりに音楽トリビュート。
テクノロック?ジャンルはよくわかりませんが
くるりっぽい、ぴこぴこ系バンド・サカナクションの『ネイティブダンサー』です。

気まぐれな空に翻弄されたまま二人の今日が過ぎ去っていく

ほんのりと赤く灯したつめ先の不安定さで夜に抱かれる

銀色の冬のにおいはいたづらに私の孤独を揺らして遊ぶ




1st〜3rdアルバムまで一通り聴いてます。
ホントは他にも好きな曲があるんだけど、このコーナーのために
小出しでトリビュートしていきたいと思います。



ちなみに、上記曲収録アルバムはこちら。
シンシロシンシロ
(2009/03/04)
サカナクション

嘘つきな男をさえも従順に私の中で飼い馴らしている 

ちょこちょこ読書。
映画にもなっているようですが未見です。

三年身籠る三年身籠る
(2009/01/09)
唯野 未歩子

冬子の身籠った赤ん坊は、十月十日を過ぎても生まれてこない。浮気ばかりしていた夫の徹は、子供の父親を疑い、奔放な妹の緑子と、その恋人で医者の卵である海くんは、協力という名の騒動を巻き起こす…。女優であり、本作の映画化で監督デビューも果たした著者の、静けさと笑いに満ちた処女小説。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>

タイトル通り、妊娠した子供が3年お腹から出てこないっていう、もうそんなのホラーの域じゃん。
しかし、主人公の冬子は全く焦る様子なく淡々とした毎日を過ごしている。
そう、この主人公淡々としていてファンタジックな減少もファンタジックとせず
なんかブレがない感じが怖いのである。

この作家さん初めて読みました。
もともと女優活動をされている方で、脚本なども書いてらっしゃるようです。
なんか、私の中で芥川賞受賞者の川上未映子さんとかぶってる。
川上さんの作品も読んではないんですけどね、
なんか芥川賞受賞者の作品て言い得ぬ共通項があるんですが
この『三年身籠る』にも同じ空気を感じるんですよね。

あ、そう前紹介した本に似てるんですよ。
栗田有起さんの『オテルモル』
 君専用快眠グッズにでもなって夜食代わりに悪夢を食べよう
多和田葉子さんの『犬婿入り』
 道しるべ失くした兄妹暗闇に光る腹ペコ狼の目になる
どちらも不可思議な現象に対して、ありのままに受け止めてしまう。
冷静が生む怖さ、狂気。
ホントはもっとじたばたして欲しい。

何いい子ぶってんの?
こっちはかっこ悪いくらい必死にもがいているのに
いつもスカしちゃってさ、どーせこっちの事なんて馬鹿にして見下してるんでしょ!
なーんて、マンガ中みたいな台詞が思わず出てきちゃいそう。
人間性についての小説なのに全然深いとこまで私は探れなかった。
気が合わないってそういうこと?

映画は、オセロの中島知子さんが冬子役を演じられたようですが
私のイメージは安田成美さんかなぁ。

一千年前から幾度も恋をしてそれでも人は恋に飽きない 

ちょこちょこ読書。
今回はちょっといつもと趣を変えてこちらの本。

これで古典がよくわかるこれで古典がよくわかる
(2001/12)
橋本 治

あまりにも多くの人たちが日本の古典とは遠いところにいると気づかされた著者は、『枕草子』『源氏物語』などの古典の現代語訳をはじめた。「古典とはこんなに面白い」「古典はけっして裏切らない」ことを知ってほしいのだ。どうすれば古典が「わかる」ようになるかを具体例を挙げ、独特な語り口で興味深く教授する最良の入門書。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>

高校生までならともなく大学生でも日本文学系を専攻している人ぐらいしか、
まして社会人となれば専門職のほんの数%の人しか日常生活で古典に関わる人はいないでしょう。
とても残念なことですが。

さてこの本については筆者も、
「普通ならこういうタイトルがついていれば、各作品のあらすじが書かれた本を皆想像するだろうが
本書ではそんなことは一切しない、むしろ内容の説明はほとんどしない。」
というような事を書いている通り、
本書は学生が古典の授業で習うであろう
『万葉集』『枕草子』『源氏物語』『平家物語』『方丈記』『徒然草』『今昔物語』・・・・
などジャンルも多種な有名どころの文章(主に出だしの文)を紹介し、
その作品がどういう文字と文体で書かれ、どんな特徴を持っているのかと言うことを
とてもわかりやすく説明しているのであって
けしてその書かれた内容については多くを教えてはくれません。

しかし、その文章がどんな文字でどのように書かれていたかを探ると
自然その文が持つ意味が見えてくるのです。
おっと、言葉が持つと言う意味ではありませんよ。
簡単な例を挙げるなら、『古今和歌集』に載っている歌の意味がすぐわかると言うことではなく
最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』が編纂された意味がわかると言うことです。

学生に勧めたい一冊ですね。
同じ著者の『桃尻語訳 枕草子』もおもしろいっちゃおもしろいけど
ちょっと解説が多くてめんどくさいので、
こういった入門編あたりから始めるともっともっと古典好きが増えると思うんだけどなぁ。

夕刻の帯解かれてみるみると藍に染まれる空名残惜し 

ちょこちょこ読書。
今回は北村薫さんの「ベッキーさんシリーズ」第2弾。
『玻璃の天』です。

玻璃の天玻璃の天
(2009/09/04)
北村 薫

昭和初期の帝都を舞台に、令嬢と女性運転手が不思議に挑むベッキーさんシリーズ第二弾。犬猿の仲の両家手打ちの場で起きた絵画消失の謎を解く「幻の橋」、手紙の暗号を手がかりに、失踪した友人を探す「想夫恋」、ステンドグラスの天窓から墜落した思想家の死の真相を探る「玻璃の天」の三篇を収録。
<Amazon 内容(「BOOK」データベースより)>

シリーズ前作『街の灯』レビューは→こちら

当時としては珍しい女性で運転技術を見につけており、武道や銃の扱いまでこなす
花村家の謎の女性運転手・ベッキーさんの過去や
その多くの芸や技術を身につけてきた意味がちょっとずつ明かされていく第2弾です。

派手なトリックを暴いたり、凶悪犯にであったりそういう類のミステリー小説ではありません。
あくまで昭和初期という特定の時代小説だと思って読んでいます。
当時の俗文化なども本当に時代考証をきちんとされているので
矛盾を感じることなく読めると思います。

すっごく面白い!とか印象に残る!という本ではありません。
正直内容もうすらぼやけてしか記憶に残っていないのですが
電車の中とかで読むのにちょうど良いと言うか・・・・
なんか、あるじゃないですかがっぷり腰据えて本を読む気にならない時
軽く文章と戯れていたいだけの時
そんな時に安心して読めるクオリティの北村さんの本が重宝してます。

あ、本のレビューになってない・・・?ま、いっか。

何処までも堕として紅く腫れるほど傷つく以外の愛など知らない 

今日も元気に映画鑑賞!
今日はー自分は大人だと自負している方のみ続きをお読みください。
続きを読む

逃げ場なんて何処にもありはしないなら僕にも綾波レイが欲しい 

今日も元気に映画鑑賞!
今回はネガティブハッピー・チェーンソーエッヂです。
公式サイトが閉鎖してたのでgoo映画にリンクさせておきます。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
(2008/06/13)
市原隼人 関めぐみ

何の目的もなくただ漠然と生きている平凡な高校生・山本陽介(市原隼人)は、ある時、美少女・雪崎絵理(関めぐみ)と出会い現実とは思えない光景を目にする。唸るチェーンソーを振り回す大男が空から降ってきたのだ!颯爽とナイフを投げ立ち向かっていく絵理。立て続けに投げたナイフが心臓に命中するが、チェーンソー男は再び空のかなたに飛んで消えてしまった・・・。陽介はバイク事故で死んだ親友の能登(三浦春馬)へのライバル心から『彼女を守ってかっこよく死ねるなら最高だ』と考え絵理のサポートを決意する。目的のない青春の日々を埋めるかのように夜な夜な不死身のチェーンソー男との戦いに没頭していく二人。少しずつ距離が近づいていく二人だが、次第に強さを増すチェーンソー男。それは何故なのか?そしてこの戦いの意味は?チェーンソー男の正体は?そしてついに、最終決戦の時が訪れる・・・。
<Amazon 内容紹介より>

えーと、正直に言いますね。
全然、ホントもうぜんっっっっっぜん意味がわかんない。
主人公の気持ちも、設定も、キャラクターの役割も、結末も、意味がわからない。
作り手のメッセージも理解できないし、
この映画が何のために作られたのかもわからない。
これを観た人に何を与えたいのだろう、何を残したいのだろう。

もともとこの映画は同名のライトノベルが原作。
原作がヒットしているのは、本屋で見かけたり
角川文庫夏フェア小冊子に毎年載せられたりしているのでその名を知っていました。
最近のライトノベルは全く読まないのでわからないのですが
購買層はどのくらいの年齢をターゲットにしているのだろう。
私の中でライトノベルとは子供の頃読んでた講談社ティーンズハートとか角川スニーカー文庫とか
中高生向きの小説の進化系総称だと思っているんですが・・・・

もし、もともと本が中学生くらいを対象に書かれているとしたら
それを原作とした映画が全く理解できない、意味がわからないというのは
単なるジェネレーションギャップでしかないのかもしれません。
私だけの感想を言えば、意味がわからない何じゃこりゃ作品ですが
中高生が観たら何か感じるものがあるかもしれません。
レビュー書いている中高生を探し出してどんな感想書いているかちょっと見たい気はします。
大人は、ライトノベルが好きって人じゃないと楽しめないと思います。